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2023年1月11日

中古住宅を購入してリフォームするメリット・デメリット

理想の住宅をなるべく安く手に入れたい場合、中古住宅を購入し、その後リフォームする方法があります。

この記事では、中古住宅をリフォームする場合のメリットとデメリットについて解説しています。

 

 

新築住宅を建てるのは資金面でハードルが高く、中古住宅の購入を検討する場合があるかと思います。

その際、中古住宅をリフォームしてなるべく新築に近づけて住む方法もあります。

中古住宅を購入してリフォームする場合、メリットもあればデメリットも存在し、どちらがお得であるかの判断が必要です。

では、中古住宅をリフォームする場合、具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

この記事では、中古住宅を購入したうえでリフォームするケースにおいて、物件を選ぶ基準やメリット、デメリットを紹介します。

 

 

 

 

 

中古住宅を購入してリフォームするメリット4項目

中古物件を購入してリフォームする場合、主に以下のようなメリットがあります。

 

①新築に比べて安く購入できる場合がある

②間取りを変更できる

③リフォームで自分好みのデザインにできる

④物件の性能や機能を改善できる

 

各メリットについて、詳しく解説します。

 

 

 

①新築に比べて安く購入できる場合が多い

中古住宅を購入する場合、新築住宅と比較して比較的安価で購入できる点がメリットとなります。

新築で建売住宅を購入する場合、全国平均価格は約3,600万円程度、東海圏で約3,100万円と言われています。

また、土地付き注文住宅を建築する場合の全国平均価格は約4,500万円、東海圏で約4,300万円ほどです。

一方で、中古物件の場合は戸建てで全国平均約2,600万円、東海圏で約2,200万円となり、高価ではあるものの新築物件よりは手が届きやすい範囲内となります。

 

また、リフォームにかかる費用としては、リフォーム内容によりますが約1,000万円程度が相場です。

よって、相場上では中古住宅を購入しリフォームしたとしても数百万円程度お得、もしくは同等程度になりやすいです。

さらに、築20年以上経過している中古の戸建て住宅の場合、価値が低下する傾向があるため低価格で購入しやすいです。

(フラット35利用者調査2021年調査データ:https://www.jhf.go.jp/files/400361622.pdf

 

 

 

 

②間取りを変更できる

中古住宅の構造次第になりますが、間取りをある程度変更することができます。

もう少し広々した部屋にしたい場合やお部屋の動線が気になる場合など、部屋の構造自体を変更するためには、大がかりなリフォームを行うこととなります。

また、居住する家族構成によって最適な間取りが異なり、たとえ安く手に入る物件であっても間取りが合わなければ意味がありません。

物件にもよりますが、リフォームによって間取りを変更できる場合があり、新築物件よりもリーズナブルな費用で手に入る点は魅力的です。

 

 

 

③リフォームで自分好みのデザインにできる

中古物件をリフォームする場合、自分好みのデザインを取り入れられる点もメリットとなります。

代表的な例として、昨今トレンドとなっている古民家風の住宅が挙げられます。

新築住宅では、古民家が持つレトロさを再現するのは難しいものであり、中古物件をリフォームした方が効率的です。

新築とはまた違った、趣のある住宅を実現したい場合、中古物件をリフォームする方法が選択肢となります。

 

 

 

④物件の性能や機能を改善できる

リフォームを行うことで、中古物件の劣化などを修繕するだけでなく、水回りの設備をグレードアップさせたり、床暖房を設置したり…等と、より快適に住みやすくするための住宅に仕上げることができます。

元々の壁や設備などを活かし、価格を抑えながら自分の生活に合った住宅にカスタマイズできるのもメリットと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅を購入してリフォームするデメリット3項目

中古住宅を購入してリフォームする場合、必ずしもメリットばかりではありません。

主なデメリットについて、詳しく解説します。

 

①構造部分の老朽化や経年劣化を確認するのが難しい

②すぐに住むことができない

③ メンテナンス費用が新築よりかかる場合が多い

 

 

 

 

①構造部分の老朽化や経年劣化を確認するのが難しい

中古住宅の場合、見た目上はまだきれいな状態を維持していても、実は老朽化が進んでいる可能性があります。

例えば、壁がとてもきれいな状態であったとしても、壁内部にある構造部分は劣化が進行している場合があるのです。

とくに、シロアリなどの被害に遭っている場合は深刻な被害が発生している場合もあるので注意しなければなりません。

また、使用している木材は経年劣化により徐々に老朽化が進行しますが、見た目で判断が難しい場合があります。

自身で確認するのは難易度が高いため、多少の費用が掛かる場合がありますが、一番確実な方法としてプロにインスペクションを依頼することがおすすめです。

 

 

 

②すぐに住むことができない

中古住宅を購入して住む場合と違い、購入後にリフォームの設計や施工に入ることから、数ヶ月間住めない期間が発生します。

そのため、中古住宅の売買契約が締結されても、リフォームが完了しない限りは住むことができません。

実際に居住するタイミングを逆算した上で検討するように注意が必要です。

 

 

 

③メンテナンス費用が新築よりかかる場合が多い

住宅は同じ状態を常に維持しているわけではなく、定期的に機能維持のためにメンテナンスが必要です。

住宅のメンテナンスは、概ね10年に一度が目安となりますが、中古住宅の場合は前回のメンテナンス時から期間が経過している場合、購入してすぐにメンテナンスしなければならない場合もあります。

リフォームによって一新する方法もありますが、リフォームの予定がなかった箇所のメンテナンスが必要になる場合、その分の費用が必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅を選ぶポイント

ここでは、中古住宅を選ぶ際のポイントについて解説します。

 

 

 

新耐震基準になっているか

中古住宅の場合、耐震基準として新耐震基準と旧耐震基準があります。

耐震基準が大きく見直されたのが1981年であり、1981年6月以降に建築された住宅の場合は基本的に新耐震基準に該当する形です。

ただし、木造住宅の場合は2000年6月にさらに基準が見直され、筋交いなどがある耐震壁の基準などが厳しくなりました。

よって、最低限は1981年6月以降に建築された住宅であるのかがポイントとなり、さらに木造住宅の場合2000年6月以降かどうかによって安全性が大きく異なる形です。

なるべく安全に住みたい場合は、2000年6月以降に建築された、改正基準に合致しているかどうかを確認してください。

 

 

 

地盤は問題ないか

地盤とは、建物の基礎となる土地を意味します。

建物を建築する場合、安全な地盤上に基礎を作り、その上に上部構造を乗せる形で建築します。

もし、地盤にゆがみなどがある場合は傾いた住宅となる可能性があるのです。

また、地盤がゆるいと地震などが発生した場合に大きな被害を招くリスクがあります。

よって、中古物件が立っている土地の地盤はよく確認してください。

2000年6月に改正された新耐震基準では、地盤に関する要求事項も追加されているため、2000年6月以降に建築された物件であれば比較的安全です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅を購入してリフォームする流れ

中古物件を購入してリフォームするまでには、ステップを踏む必要があります。

ここでは、中古住宅を購入してリフォームする流れについて解説します。

 

 

 

①物件探し

はじめに、リフォームして住むのに最適な中古物件探しからスタートします。

通常は、不動産会社などで物件探しをしますが、金額だけで決めるのは危険です。

各種瑕疵などがないのか、また住むうえで不自由ない環境なのかなどをしっかりと確認して、最適な物件を選ぶ必要があります。

また、見学などを行い提供されている情報に相違がないかをよく確認してください。

 

物件王国では現地見学にスタッフが同行し、資料だけではわからない物件状況を直接ご説明いたします。

物件王国で中古物件を探す場合はこちらから探すもしくはお気軽にお問合せください。

 

 

 

②リフォーム会社と契約

物件をある程度絞り込んだら、どのようにリフォームするのかをリフォーム会社と相談するため、まずは契約を行います。

物件王国でもリフォームを手掛けています。土地探しからリフォームまで一貫してご相談いただけるため、お客様の手間の削減や資金計画も立てやすいのでぜひご相談下さい。

 

 

 

③リフォーム計画を立てる

リフォーム会社と契約したら、計画を立てる段階に移ります。

リフォームの計画によっては、間取りまで変更しなければならなくなり、費用的にも大きな負担を強いられます。完成形をイメージしてどのような物件が良いのかを吟味し、リフォーム会社とよく相談しながら計画を立てましょう。

また、この段階で概算費用はどの程度かかるのかを確認するのも重要です。

 

 

 

 

④売買契約

購入したい中古物件を見つけたら、売り主に対して購入したい旨を伝えます。

そして、資金的に不足している場合は住宅ローンの申請を行い、資金の目途を立てておく必要があるので準備してください。

住宅ローンの審査が通過し、売り主との間において条件面で合意に至った場合、売買契約の締結に移ります。

そして、宅地建物取引士による重要事項説明を受けたあと、正式な契約が交わされます。

 

 

 

 

⑤決済・引渡し

売買契約を締結したあと、手付金を収める必要があります。

そして、ローン契約と引き渡し日の調整を実施して残金の決済と同時に引き渡しが完了する流れとなります。

 

 

 

⑥工事開始

リフォーム工事が始まったあとは、基本的に図面や仕様書に沿って作業が行われます。

依頼主としてはとくに作業する必要はありませんが、イメージ通りに作業が進んでいるのかについて、こまめにチェックしてください。

 

 

 

⑦引渡し

リフォーム工事が完了したら、依頼主に引渡しされます。

引渡し時には、図面通りに仕上がっているか、また傷など発生していないかをよく確認してください。

問題ない場合、引渡しが完了して引っ越し準備に取り掛かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅購入後のリフォーム相場とかかる期間

 

中古住宅をリフォームして住む場合、購入したら終わりではなくリフォームが完了しないと住めません。

また、リフォームするためには当然費用が掛かります。

ここでは、中古住宅を購入あとのリフォーム相場とかかる期間について詳しく解説します。

 

 

リフォーム相場

中古住宅をリフォームする場合にかかる費用は、中古住宅の築年数によって大きく異なります。

また、全面リフォームなのか部分リフォームなのかによっても、費用が変動します。

築年数別の大まかなリフォーム費用の相場は、以下の通りです。

築年数 費用相場
築5年程度 3~10万円程
築10年程度 50~100万円程
築15年程度 50~270万円
築20年程度 60~380万円
築25年程度 200~1,000万円以上
築30年程度 400~1,500万円以上

(イエウール:https://ieul.jp/column/articles/21164/

※あくまでも概算であり、細かな内容の違いによって金額が変動します。

 

 

 

リフォーム期間

中古住宅のリフォームは、工事着手してから工事完了までに2か月から5か月程度かかる場合が多いです。

また、実際の物件探しの期間を加味すれば最長10か月程度かかるため、ある程度余裕をもって準備しなければなりません。

 

 

 

 

 

失敗しないリフォーム会社の選び方3項目

理想通りの住宅を手に入れたい場合、リフォーム会社の選定が重要です。

リフォーム会社選びで失敗しないためには、次のような点に着目してください。

 

 

 

①詳細な見積もりとなっているか

リフォーム費用がどれだけかかるかについては、見積もりにより把握できます。

大手業者では、インターネット上で見積もりが取得できますが、これはあくまでも概算見積もりであり正確な費用は把握できません。

実際の現地確認などによって、正式な見積もりを取得する必要があります。

また、見積もり内容が「一式」などと記載されている場合、実際にどのような内訳になっているのかが把握できません。

よって、一式ではなくどのような内容であるかをよく確認し、怪しいと感じたらほかの業者から見積もりを取ってください。

 

 

②事前にリスクを説明するか

リフォームにおいては、理想通りの出来栄えにならないリスクが少なからず存在します。

業者によっては、リスクを把握しておきながら事前に説明しないケースもあるのです。

よって、リスクがある旨をしっかりと説明してくれる業者を選んでください。

 

③アフターサービスが充実しているか

リフォームが完了したあとに、引渡し時には特に問題はなかったものの、暫くして不具合が生じる可能性があります。

その場合、アフターサービスがしっかりしている業者であるかをよく確認してください。

場合によっては、引渡し後は一切保証しない業者もいるため要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅のリフォームも検討しよう

中古住宅をリフォームして住めば、新築住宅より安く理想のマイホームを手に入れられる可能性があります。

ただし、場合によっては費用が新築よりも高くなる可能性があるので注意してください。

いかに優良な業者を選定して、リフォームできるかも重要なポイントです。

 

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