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2022年11月29日

土地探しを失敗しないためのポイント

時間とローンを組んで購入した土地でも、いざ建設する時に希望の設計ができなかったり、住んでみて問題が発生したりする例もあります。土地探しでは必要項目を徹底的に確認することが重要です。本記事では土地探しの失敗例と成功するためのコツを紹介します。

時間と手間をかけて購入した土地でも、いざ家を建てる際に思い通りの設計ができなかったり、住んでから欠点を見つけるなど、失敗するケースがあります。土地は高価な買い物であるため、必要事項は抜かりなくチェックし、問題がないか慎重に判断しなければなりません。

そこで本記事では、土地探しにおける失敗事例を踏まえながら、購入時に確認すべき点や失敗しないためのポイントを解説します。これから土地探しを行う方、土地探しに不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

土地探しにおける失敗事例5項目

まずは、土地探しにおいて頻繁に生じる失敗事例を見ていきましょう。

 

失敗事例①希望の設計ができなかった

土地を購入した後は、ハウスメーカーと打ち合わせをしながら、設計図を作り上げていきます。しかし、条件に合った土地を探さないと、希望の設計が難しいかもしれません。

 

例えば土地の広さが足りずに、駐車場を作るスペースが確保できなかったり、特殊な形状の土地であるため、希望していた間取りが作れなかったり、無駄な余白が生まれてしまったりといった事例が挙げられます。

 

また、それぞれの土地に対して使用目的を制限する「用途地域」という規定が存在します。用途地域では、土地の種類ごとに建物の「建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)」や「容積率(敷地面積に対する建物の容積比率)」を定めています。

このような法制限によって、希望の大きさの建物が建てられないケースも多い傾向があります。

さらに、土地の売買市場では「建築条件付き」の物件もよく見かけます。建築条件とは、「指定された建築会社と一定期間内に建築請負契約を結ばなければならない」というものです。

建築条件付き物件は、割安で土地を購入できる可能性があるものの、間取りや仕様を自由に選べなかったり、決定するまでの期間が通常3ヶ月程度と短かったりします。思い通りの設計が難しい場合も考えられるため、建築条件の有無は必ず確認しましょう。

 

失敗事例②アクセスが悪かった

実際に暮らし始めてから、アクセスの悪さに気づくケースもあります。

例えば、踏切で時間を取られたり、車や自転車の通りが激しかったりするため、最寄り駅まで辿り着くのに意外と時間がかかるといった例が挙げられます。他にも、周りに坂が多く移動が体力的に大変だったり、街頭がないため夜歩くのに危険を感じたりする例も少なくありません。

土地探しにおいて重要な点の一つが、立地の利便性です。日々の通勤通学にストレスを感じないためにも、駅までのルートや所要時間を体感しておくことをおすすめします。

 

失敗事例③日当たりが悪かった

日当たりは土地探しで意外と見落としがちなポイントの一つです。

自然光の有無は部屋の雰囲気や室温温度を左右し、夏場や冬場の光熱費にも影響を与えます。

また、土壌によっては水はけが悪かったり、周りに田んぼが多い場合に湿度が高くなる可能性も考えられます。

 

太陽の角度は季節によって変わる上、土地の性質は素人が判断するのが難しいです。不動産会社やハウスメーカーの担当者など、専門家の意見を聞く必要があるでしょう。

 

失敗事例④近所トラブルが発生した

土地探しの段階では、近所トラブルにはなかなか気づくことができません。

住んでからはじめて問題があらわになり、悩まされる可能性もあります。

よくある事例として、近所にゴミ屋敷があり、異臭や虫の発生が気になる場合が挙げられます。

また、ペットの鳴き声や建設工事の音に悩まされるといった騒音トラブルもあります。

 

失敗事例⑤資産価値が低かった

値段だけに惹かれて安い土地を購入したところ、デメリットのある土地を選んでしまったケースも少なくありません。

相場より安い土地は、立地や地盤・形状など何らかのマイナス要素を抱えている可能性が高いです。

自分が家を建てる際に問題がなかったとしても、将来売却する際に購入時よりも価格が低くなったり、なかなか買い手が見つからずに苦労したりするリスクが考えられます。

 

 

土地の確認すべき3項目

では、土地探しの際にはどこを確認すべきでしょうか。

 

①土地の形、大きさ、接道

まず、外せない確認項目の一つが、設計の基本となる土地の形や大きさです。

用途・地域によって異なる建ぺい率や容積率も計算し、大体どのくらいの規模の建物を建てられるかをイメージしておきましょう。

また、都市計画区域および都市計画区域では接道義務も適用され、建てられる建物にも影響するため、事前に不動産会社や市町村に相談するのがおすすめです。

 

②地盤強度

自然災害に強い建物を建てるためには、建物本体の補強だけでなく、強固な地盤が必要です。専門家による地盤調査はもちろん、「地盤サポートマップ」では地質や耐震性、液状化や浸水の可能性の目安をチェックすることもできます。

また、過去の浸水履歴は市町村役場でも確認可能です。近くに工場があった場合は、過去の土壌汚染調査の有無やその結果を聞いておきましょう。

 

③周辺環境

土地選びの決め手のひとつとなるのが周辺環境です。通勤通学の利便性や、最寄り駅までの所要時間・安全性は必ず調査しましょう。

また、買い物施設や病院・銀行などの公共施設が近くに揃っているかも重要です。積極的に開発が進められている地域や、高齢者が多い地域など、エリアごとの特徴を掴むことで、将来の住環境を想像しやすいでしょう。

 

土地しを失敗しないための3ポイント

最後に、土地探しを失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

 

①住むイメージをもつ

住宅を建てる際は、理想のマイホーム像やライフスタイルがあるはずです。

土地探しの段階から、希望を実現できる環境であるかどうかを考えながら判断しましょう。

家族全員の立場で、進学や通勤、老後の暮らしなどライフステージを考慮した長期的な視野が大事です。

 

②時間・時期を変えて下見に行く

気に入った土地が見つかったら、何度か下見に行くことをおすすめします。

下見の際は、朝昼晩や平日休日など、時間と時期を変えるのがポイントです。

 

③気になる点は徹底的に調査する

気になる点がある場合は、曖昧にせず徹底的に調べましょう。

特に、近所トラブルを防ぐためには、下見の際に不動産会社に評判を尋ねたり、挨拶がてら近隣住人から情報を集めたりするのがコツです。

 

土地探しのコツは失敗例から学びましょう

いかがでしたでしょうか。今回は土地探しの失敗事例を紹介し、土地を選ぶ際に確認すべき点や、失敗しないためのポイントを解説しました。土地探しは大きな買い物であるからこそ、決定的な判断が難しいものです。

土地探しの失敗例を参考に、本当に重要なポイントを抑えましょう。

物件王国では、浜松市中区を中心に土地の情報を公開しております。ぜひご覧ください。

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